ひとりぼっちの夜は、君と明日を探しにいく
*: 後書き


まずはじめにここまで読んでくださりありがとうございました!今回の作品は私の中では青春ミステリーかな、と思っております。

たくさん謎を散りばめるのが好きな私としてはとても書きやすいお話でした。

物語の進行上、羽柴が思念を読み取る際の描写が羽柴目線ではなくなるので、それはアリなんだろうかと悩みに悩みました。

どうしたら違和感なく物語を書けるのか。

詩月の過去も羽柴目線のまま口頭で物語を進める方法も考えましたが、どうも説明口調になってしまい、これじゃダメだなと途中から詩月の目線が入ります。

今までひとつの物語で視点が変わる物語は三人称以外で書いたことがなかったので読みづらかったり、混乱させてしまったらどうしようと今でも不安です。

ですが試行錯誤して無事に完結して、ふたりの成長も作品に込めた想いもすべて書ききりました。なのでなんだか思い入れが強くて、改めてお話を作ったり書いたりするのは楽しいなあと思えた時間でした。

野いちごに登録して10年。

相変わらずひっそり細々と書き続けていますが、こうして私の作品を見つけて読んでくださる方がいる限り、小説は書き続けていたいなと思います。

では最後になりますが、この作品を読んでくださったすべての方に感謝を――。

17.5.23 永良サチ
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