必然的な運命
6.運命の出会い、なのか?
____沈黙。

とりあえず一旦冷静に、と互いに椅子に座り対面しているも沈黙。

「あ、あの、ですね。これが父の手帳から出てきて鍵が添えられていたので勝手にお邪魔させていただいた次第でありまして…… 」

彼に父からの手紙を差し出し広げて見せた。

無言で受け取ると、またひと時の沈黙。

それからかなり深めの溜息をついてから徐ろに席を立ち奥の部屋へと行ってしまった。

いやいや。ちょっとお兄さん。

思いっきり無視ですか?
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