恋するgirl☆~永遠の愛~
―約束―
~2人の関係~
次の日、ちなと真子をうちに呼んだ。
2人とも、なんで呼ばれたのか、昨日のあの場面を見ていたから、なんとなく分かってた。
孝幸は今日、こっちの知り合いと仕事のことで会うため、うちには来れない。
私がうまく話せるか心配なのか、唯一私と孝幸の事を知っている大チャンがきて、私の隣にいる。
「2人ともごめん!!」
何から話せばいいかわからない。
私はとりあえず、謝った。
すると、ちなが…
「瞳?謝んないで?怒ってないし。
まずさぁ、昨日のあの人は誰?」
「あの人は、塚本 孝幸(ツカモト タカユキ)さんっていって…私と大チャンが小さい頃からよく面倒みてくれてたんだ…だから、私達のお兄ちゃんみたいな人。」
私は先の言葉が出ない…
すると大チャンが私に代わって話し出した。
「俺は兄貴ように思ってた。
でも、瞳はずっと男としてみてた。
孝兄も瞳と同じだった。
だからはっきり言うと…
2人は両想いだったんだ。」
私は、再び2人をみて話し始めた。
―私と孝幸の想いが繋がった夏の話…