弱虫なボク~先生と生徒の距離~
止まった時間
週明けの月曜日


僕は、いつものように朝早く目覚めてしまった。


何を思ったのか、制服に着替えようとしていた。


「あっ…学校…」


一度手にした制服をハンガーにかけ直して、窓縁にそれをかけた。


そうだ、僕は処分が出るまで自宅待機だったんだ…


寝癖で跳ね上がった髪を直しつつ、僕は1階へと降りて行った。


下からやってくる香ばしい匂いにキッチンへと足が勝手に動いていく。


「おはよう。母さん…母さん!?」


思いがけない光景が僕の目に飛び込んできた。
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