★秘密のイケメン執事さま。★
魅惑の
あれから数日たって、私も夏休みに入った。

すっかり、タロちゃんは家になじんでしまっている。


こんなイケメンが、私の家にいるなんて、まだ信じらんないよ。





「タロちゃん、タロちゃんって何者なの?」





私のシャツにアイロンをかけている、タロちゃんの、わき腹をツンツンした。




「うぐっ。・・・ゴホン。失礼しました。私ですか?なにもの・・・、いきもの?」

「もういい」

私が深いため息を漏らし、ベッドに転がると、


タロちゃんがアイロンをやめ、近づいてきた。



ちょっと、ちょっと、ドキドキするんですけどー!


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