今よりもっと強くなれ!!~我が子が障害を持って生まれたら…~
新たな生活のスタート


私は早速、引っ越しして来たと近所への挨拶廻り。


この家を不動産屋さんと見に来た時は子供がどの位いるのか分からなかったけれど、今日分かった。


沢山いる!!

チョッ君とこの春に新一年生になる男の子もいる。


私は安心した。

これでチョッ君は寂しくない・・・と。


一軒一軒、挨拶をしてまわる。

チョッ君と一緒に挨拶するから同じように子供がいる家庭は私に尋ねてくる。


『お子さんは何人?』

私は笑顔ながらも想定していた質問に少しだけ戸惑ってしまう私。

だけど涼也の事を言って、ちゃんと受け入れてもらっておかないとね!って、私は戸惑った心境をすぐに捨てて明るく言った。


『もう1人いるんですよ。男の子で今月5才になるんです』



『えっ?…5才?…あっ、じゃあこの子と同じ年ですよ~…何処の幼稚園に入れるとか決めましたぁ?』



私は笑ったままで近所の奥さんの側にいた涼也と同級生だと言う男の子を見た。


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