ベッドシーンモデル あずさ×優の場合
4.令ちゃんと優
今日は土曜日。
お化け屋敷の受付メンバーと文化祭の材料を買うため、駅前で待ち合わせしている。


「おはよう。 あずさ」
声をかけてくれたのは、峰岸 貴子。


『おはよう。 貴ちゃん、品川くん』
貴ちゃんは、隣に立っている 品川 裕一とつき合っている。


「おーす」 『おはよう』
鈴木 航太 と 村田 匠 にもあいさつをする。


「あと来てないのは、宮崎だけか」
鈴木くんは、周りを見て言った。


鈴木くんはみんなの意見をまとめてくれたり、自分の意思をしっかり持っていて 物事をハッキリしてくれるので、クラスのみんなから 頼られている。


『ごめんねー。 みんな待ったー?』
駅の改札口から美智が走って来た。


「大丈夫だよ。 じゃあ、行こっか」
私が美智に声をかけて、みんなはショップへと歩き出す。
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