プリンスの素顔
3・デート

「ったく、暑いよな。」




『ん…?』




「邪魔者は退散しますか。」



孔明は私の手を取り、食堂から連れ出した。




『ちょっと待ってよ。』



私の言葉を無視して、歩き続けた。



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