ワタシ
仮面の真実
―――…
ワタシはリホが話して
くれた日から、あの輪
に行くようになった。
そして初めてわかった
のは、その輪はたいてい
リホ、湊[みなと]、カナ、くるみの4人で形成
されていて、時々リカ
もいるということだった。
でも今日はワタシを含めた5人。
リカはというと机の前
に座ったまま動かなかった。
ワタシはそれを不思議に
思いつつ、輪に溶け込んでいた。
すると突然、腕を強く
摘まれ、驚いて小さく
声を上げた。
「ぉぅっ…」
「…つくしどぉしたぁ!!」
一気に注目の的となる。
ふと後ろを向くと、そのには少々中腰になってワタシを見上げるリカがいた。
《ぅわッ!!びっくりぃ…》
っどん引きしながらも
リカに声をかけた。
「リカじゃん。どぉしたのぉ??」
しかしリカは少しの間
黙ったままワタシを見上げていた。
見上げているせいか、
目の回りの隈が一層
濃く現れ1秒をも長く
感じるほど驚きと恐怖に包まれた。
そんな怖い顔しなくても…いいのに…
なんだぁ???

また1つ、リカの謎が
リストに追加された瞬間だった。





< 21 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop