ぽっちゃり彼女
不安と幸せ


「ドSな所。けど…優しくて…馬鹿ばっかりするあたしの事も見守ってくれるし、何よりー…あたしの事好きって言ってくれる。それが1番かな…ッ。あとヤキモチ妬きな所も好きだし、あたしが作った料理はおいしいって残したりなんか絶対しないでしょっ?あと、服入らなかったりしても可愛いっておせじでも言ってくれるし、それからーー…





ギュッ…








「もういい…」







笑いながら
指折りしていく愛稀が
どうしようもなく
可愛くて、さっきの
不安なんか一気に飛んでいった











「ヤバイ好きだ愛稀…」




「あたしも…大好きっ…」





そのプクプクした手で
そっと俺の背中に手を
まわした。



その体温さえも

全部全部…






愛しすぎる










一生離さない






そう自分の心に誓った
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