濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-
永遠なる深い愛の誓い


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「新郎様にお部屋に入って頂きますね」


「あ、は、はい」




ガチャっとドアが開くと、翔ちゃんが控え室に入って来てくれた。


翔ちゃん、カッコイイ。


いつもカッコイイけど、どうしてかな、今日は特にカッコイイ。


だってほら…結婚式場の従業員さんが…翔ちゃんに見とれてる。


どこへ行っても翔ちゃんは目立つんだから。



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