チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
愛人

重なる気持ち

「わりぃ。待たせて。」


仕事が終わって、私が駐車場で待っていると、いつもの様に臼井さんが、謝りながら私の車まで来る。


「ううん。大丈夫だよ。」


車を降りて臼井さんの車に乗り換える。

私の指定席である、後部座席に座る。


エンジンをかけて、私の方をみながら、「腹減ってない?」

「ん…ちょっと空いたかなぁ?」


「たまには弁当でも買う?」


「いいねぇ。お弁当買いに行こ。」


「んじゃあ、行きますか?」



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