魔女のカウントダウン☆

幸也との再会


その時

雪を削るエッジの音が聞こえた。
とっくに、衝突しているはずなのに…

。。。。してない


『あれ?』

不思議に思い、あたしは、恐る恐る目を開いた。

視界に映ったのは、背の高い大きな男だった。子供を片手で軽々と抱き上げ、立っている。

男のゴーグルに光が反射して、眩しい。
思わず、目を細めるあたし。


『める!!』

美紀が、あたしに駆け寄って来た。





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