D i a r y

神に見放された日


一度は自ら望んだことだった。

でも事実としてつきつけられた時

それはおれにとってあまりに

残酷で 冷徹な事実。

真っ先に浮かんだ 名前を

呟いた。

なあ、雨、おれは死ぬらしい。

だから日記をつけ始めた。

少しでも、何かのこるだろうか?

おれは何かを、人に与えられるだろうか?
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