勝利の女神になりたいのッ!番外編

あとがき


左近の隣にずっと仕えている朱里。

そんな彼女の生い立ちと左近との出逢いを書いてみました。



明るいシッカリ者の朱里。


壮絶な思いをして左近に出逢ったんですね。


忍の里で育った朱里。


彼女の足音を立てない身のこなしは小さいときから忍として育てられたからだったんです。



左近と今は男女の仲になっているのでしょうか...。


紫衣を側で支える朱里、それも独りぼっちになった経験のある朱里だからこそ親身になってできる事だと思います。


心にずっと思い続ける人を大切にして、目の前の人を愛している朱里。


そんな彼女を健気だと思います。


左近の妻も左近に愛されている自信と左近を心から大切に思っている気持ちから朱里を左近に仕えさせます。



大きすぎる愛です。


一夫多妻制の戦国の世でもやはり嫉妬や妬みはあったのではないでしょうか。

一夫一婦制の現代でも浮気や不倫がありますよね。

有名な俳優さんの不倫は文化だというふざけた発言もありました。


人を愛することってもっと綺麗であってもらいたいと思います。

そして、純粋に人を愛して欲しいと願います。

そんな願いも込めて書きました。




話は変わりますが...。

左近の妻は名前を茶々と言います。

ほぼ本編には登場することない左近の妻ですが、彼女の名前を書こうか書くまいかかなり迷いました。

茶々とは秀吉の側室の淀の方様と同じなんです。

それで考えた末、奥方様、妻、彼女と固有名詞抜きで書きました。

どうでもいいことなのですが、知っていて欲しくてここに書いておきます。


ちなみに春牙はしゅんが。
冬牙はとうがと読みます。


ついでですが、左近の舅にあたる北庵法印は、ほくあんほういんと読みます。
興福寺に属す医師と記述されていますがその素性や事績などは不詳と言われています。


ホントどうでもいいことなんですけどね(汗)





それではここまで読んでいただいてありがとうございました。




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