君を想うと~triangle love~

①俺のだから。

「あっ、高宮さん。
この資料コピーしてきてくれる??」




ポン。



と手渡された書類の束。





「明日の会議で使うから10部ずつ頼むね。」





裏表のない笑顔で微笑む藤堂係長。




あ~。
やっぱりしゅーちゃんを見ると和む。


部屋の真ん中で偉そうに仕事してるあのエロ部長とは大違いだよ。






「はい。わかりました。」



私も笑って答えて席を立つと。




「頼むね、高宮さん。」




しゅーちゃんもニッコリ笑った。
< 50 / 468 >

この作品をシェア

pagetop