アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

動き出す背景

季節は夏になった・・・・

私は自分の時間が合う時は
バルコニーから恭平に手を振るのが
日課になっていた。


恭平はいつも通り
ちょっと手をあげて角に消えていく。


いつしか
可愛い弟のように
母性本能が目覚めた私は
恭平と触れあえるのが楽しくなっていた。


浩二郎とは
忙しい浩二郎の仕事もあって
連絡待ちの付き合いだった。

いつも会う日を決めるのは
浩二郎だった。


仕事がらシステムに異常があれば
日夜休日返上で
走り回る仕事なのは私も知っていたし
浩二郎にのめりこんで行くと
彼のペースに巻き込まれて行っても


会えるだけで幸せだった。


我慢した分
浩二郎は甘い言葉をささやいて
熱いHagをしてくれるから・・・・

心も身体も浩二郎に
染められていく・・・・・
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