私は嘘で出来ている。

閉店後、私は新菜を自分の部屋に呼び出した。


お酒を飲んだ新菜は少し酔っていて、顔が桜色に染まっていた。


新菜の大好きなミルクティーを煎れる。


「明日何限から?」


まず、そこが気になった。


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