幸せの権利~傷ついた子供たち~

サクラの家


中に入ると


私と同じくらいの子供が7人いた






「今日から新しい家族だよ」




院長さんが言ってくれた




「・・・・雛姫です・・・7歳です」




苗字は言わなかった

なんとなくだけど

言いたくなかった







「院長の豊だ。よろしく雛姫ちゃん」








院長のあいさつの後




「俺は学、7歳だよ」

眼鏡をかけている
賢そうな男の子







「俺は魁斗、同じ7歳だ。よろしくな。雛姫」

だいぶ目鼻立ちの整った顔をしている


だれが見てもかっこいい





「私は千鶴・・・6歳・・・よろしくね?」


ショートカットの髪は愛嬌がある顔にとても似合っていた










「僕は一真。7歳だよ。よろしくね。」


茶色気味の少し癖のある髪が男の子とは思わさない
容姿を引き立てている








「・・・・・洋介。4歳」

警戒心むき出しのあいさつ
黒い短髪でおでこに傷跡がある





「美由です・・・美由も4さいです。美由は大きくなったら洋ちゃんのお嫁さんになりますっ」

かわいらしい女の子で
人懐っこい



「啓太です 5歳です」
一真君とはタイプが違うけど可愛い系な男の子





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