赤い狼 弐
:《VENUS》の連中
「すみません…。」
眉毛を下げて謝っているのはこの物語の主人公、白兎稚春です。
さっき、メチャクチャ暴れたので謝ってます。
でも…
「ギャハハハハハッ!稚春さん、最高っス!」
「本当、ぃぃキャラしてますね!」
なんて言って笑われてます。
…恥ずかしい。
…穴があったら入りたい。
とは正しく、今の状況に使うのが正しいよね。
「ゔ~。そんなに笑わなくても…。」
「「だって、おもしれぇんだもん。」」
そう言ってまた笑う、オレンジ髪男二人。
…そうですか。
それは良かったですね…。