隣のキケンな王子様!

*だって酔いのせい



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自転車に乗せられて帰る道。



あたしの頭の中は軽くパニック状態だった。



“カルイオトコ代表”みたいな郁己くんのことだから、あたしみたいな疎(ウト)い子をからかうのは朝飯前だろうけど。



さっきのあれは、イエローカード並みの反則だ。



あんなこと言われたら、自分は特別みたいに感じちゃう。




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