30才の初恋

元カノ真辺麻耶

真辺様がマジマジと私の顔を見詰める。




なんか睨まれてる感じがするけど、私、大丈夫?




「ねぇ、斗真は副社長室にいるのよね。」




「はい、いらっしゃいます。」




「今日こそ逃がさないんだから、狙った男は必ず私の者にしてみせる。」




真辺麻耶は斗真の元カノなの?元秘書でもない感じがするけど。




副社長室のドアをノックすると、誰だ?と言われ、自分の名前を名のるとドアが開いた。




「明日美から来るなんて、秘書になる気になったのか?」




斗真が私の後ろにいる真辺様を見て驚いた。




「真辺様がどうしても、副社長にお会いしたいと言うので、お連れしました。」



真辺麻耶が斗真に近づき、抱きついた。




私は頭を下げ部屋から出ようとすると、斗真が怒鳴る。




「明日美いろ!部屋から出たら秘書にするぞ。」




部屋から出たら秘書にならないといけない訳?




「何だか知らないけど、あなたもいなさい。斗真、あなたと別れるつもりはなから。」




俺たちいつ付き合った?そう言って斗真が笑い出した。








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