あの夏の君へ

新しい環境






四月、二年生になった。

新学期が始まった。

式が終わって、大掃除が終わった後、クラス発表の紙が貼り出されていた。

ウキウキしながら、友達の明美(アケミ)と玄関前に行く予定だった。

だが途中、自販機の前に溜まっている人だかりの中に丸坊主がいることに気がついた。

丸坊主はこっちに気づくと笑顔で駆け寄ってきた。


待って!!来んなや!!

「亜樹!!俺らまた同じクラスやったで♪」

そう言って近くの窓から話しかけてくる。

「もぉ〜!!自分で見つけたかったのに〜!!アホ!!ボケ!!」

「あ〜。悪い悪い♪」

謝る気なしやな。

ふざけんな。







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