カフェオレ

交際時代


チーズケーキを綺麗に片付け、空いたお皿と銀のフォークを叔父さんに返した。


「ごちそうさま。」

「あぁ。」


叔父さんはお皿を受け取り、泡立てたスポンジで洗い始める。

優しく丁寧に洗う叔父さんに私は話し掛ける。


「叔父さんは、叔母さんと仲がいいね。」


そう言うと、叔父さんはクスリと笑った。


「お前達もしょっちゅう二人でここ、来てただろ。」
< 17 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop