龍王 【完】
第1章

萌佳side

ピピピ…

目覚ましが鳴って起きた。

真新しい制服に着替え軽くメイクして、今日から通う高校へ向かう為に家を出る。

玄関には、亡くなったパパとママの写真に『行ってきます』と出て行った。

あっ、朝ご飯忘れた。

しょうがない…コンビニに寄ろう。

コンビニも家から5分と近い。

菓子パンを選び、再び歩く。

通う高校まで20分くらいでつくー…

この時これからの運命が変わるなんて思いもしなかった。

恋するなんて思いもしなかった…
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