私の彼氏は特殊捜査官

琴美side

「さて、俺たちも動き始めようか」


ミキヤの声に、

仲間たちも動き出した。


「私はどうするの?」


「もちろん、琴美も一緒に連れて行くよ。

ただ、奏の見張り付きだけどね?」



ミキヤは笑顔で言い放った。



・・・

着いたところは・・・



予告とは全然違う、

・・銀行。



「予告と違うじゃない」

私の言葉に、ニヤッと笑ったミキヤ。


「そんなに毎回ちゃんと予告

するわけないだろ?

オトリだよ」


「・・・」


「きっとあいつら、悔しいだろうね?」

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