神様に私の全部を奪われた。【番外編】

喧嘩






――――――…
―――…




その日の夜―…




「うわっ…すごい雨」


深夜を周り日付が変わろうとする頃


ザァと言う音が響き、カーテンをあけ外を見ると空からは大粒の雨がふっていた



実は…ここ最近知った事実だけれど、天界の雨は主にフウさんが操っているらしい


もともと天界には天気の変化と言うものがない


人間とは違い生きてはいけるけれど、水がなければ草木が枯れてしまうことから


主にフウさんが天界に雨を降らせるらしい



だから、この雨もフウさんが降らせていると前に聞いた



雷とか、風はないけれどバケツをひっくり返したような雨にボォーと…



暗い外を眺める…



雨の音って、いいよね。特に夜の雨の音って、なんか好き


雷は嫌いだけれど、こうゆうのは好きなんだよね



「よ…いしょ…っ」



窓の淵に座り込み、脚を抱えながら暗い外をみる




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