二重人格神様

守ってあげる







―――――…
―――…




「ん~…雨の匂いがする」



2時間後、病院を出た私は忙しいで村行きのバスに乗り込んだ



その途中、バスに揺られながら外を眺めれば嬉しいことに青空が出てきて


数分後には空の半分が青くなり虹が3重にかかっていた



それが綺麗で思わずバスからおり、家までの五キロほどの道を歩いていたのだ



「晴れるの遅すぎ…」



どうせ晴れるなら、もっと早く晴れればいいのに


なんて…晴れてくれたんだから、文句は言えないか



傘をふりながら、水溜まりを踏まないように歩けば


ピョンピョンとカエルがジャンプを繰り返してる



普通なら、きゃ!とか言うべきだけれど小さい時から見られてるからなんてことない




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