俺様社長の溺愛

修二side

すみれの姿を目で追った。

・・・

何でまだ二回しか会ったことのない春也と、

さっき会って、

急に付き合うことになったのか。


俺にはさっぱり訳が分からなかった。


「・・・仕事の話をしよう」

オレの言葉に、


「なぜ何も聞かない?」

春也が質問した。

「男女の仲を、

とやかく言うこともないだろ?」


「結婚すると決めた女じゃなかったのか?」


「お前には、関係のない事だ」

いらだちを押さえながら、

冷静に言葉を発した。

「そうですか・・・

では、本題に入りましょうか?」
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