俺様社長の溺愛

修二side

「やっと戻ってきてくれたね」

笑いながら、専務が言った。


「失礼しました…」

頭を下げると、


「奥さんにぞっこんだとは聞いていたが、

ここまでとは」


そう言って笑いながら、

オレの肩をポンと叩いた。



「仕事の話をしましょう」


オレは何とか冷静にそう言った。


「そうだな。

でも一つだけ…

あんまり奥さんを縛り付けてると、

痛い目にあうぞ?」


その言葉に苦笑いするしかなかった。
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