笑う門にはオレ様がきた!!

帰る場所

何となく解ってた。


何よりも私の事を
大切に考えてくれる師匠だから


きっとこういう事
いうんじゃないかって…。


ニューヨーク行きを決めた時から
心のどこかで思ってた。


だけど、
やっぱり聞きたくないよ。


自分の夢を叶える為なら
何もかも諦めなきゃダメなの?


そんなの出来ないよ。


辛すぎる。








「嫌です…。」


尚も抱きしめられながら
やっとの事で言う。






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