狼君逹のお姫様【完】

冴からの…お仕置き!?

「え!?、お仕置きって何よ!?」


「秘密…寮に帰ってからの…お楽しみだ…。」


何か…怖い!!


「そんなぁ…。」


とうとう寮に着いて部屋に来てしまった。
ど、どうしよう!


冴は私をソファの上にそっと置いてくれた。
その横に冴がドスッと座って来た。


「お前は…何で警戒とか…しねぇかな?」


冴は私の頬に消毒をしガーゼを貼った。
その後…冴は私の頬をつねってきた。

「い、いひゃいよぉ~…。ふぁなしぃてぇ…?(い、痛いよ~…。離してぇ…?)」


「嫌だね…、お前が悪いんだよ…。」


な、何でぇ!!
私、鴇谷君に殴られて痛いのに…!


「そぉんなぁ…。(そんなぁ…。)」


「まぁ…お前から俺にキスしたら…許して…やってもいいけど…?」


き、きききキスぅーーーー!!


「ふぇ!!、ふぁんでぇ?(ふぇ!!、なんでぇ?)」



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