ホットココアのキミ

女子会

翌日は特に何の問題もなく悠との待ち合わせ時間を迎えられた。

「お先に、お疲れ様でしたー」

そうチームのメンバーに向かって告げて待ち合わせ場所に向かった。

「あ、ヒナ！」

そこにはすでに待っていた悠がいた。

「ごめん、待った？」

「ううん、今来たとこ。んでちょうどヒナを見つけたとこ」

そういって悠はニコッと笑った。

「良かった、じゃぁ行こうか！お店はどうする？」

「んー…ヒナん家でもいい？」

「え！？」

「明日休みだし…」

この時の悠の表情が何とも浮かない顔をしていたので

「いいよ」

と即答してしまった。