《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~

社長と秘書ー和也SIDEー

「すいません・・・」


俺は相馬社長の泊まる部屋を訊ねた。


「どうした?」


「色々ありまして・・・」


相変わらず、相馬社長は自宅マンションには帰らず、ホテルで宿泊。


「まぁ~入れ…」
相馬社長はバスローブ姿で俺を部屋に招き入れてくれた。



「新妻と喧嘩か?」


「え、あ…俺たち…離婚するかもしれません」


「はぁ?結婚してまだ・・・」


「まだ、1ヵ月半です・・・」



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