【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~

君の素顔を知ったら分からなくなりました*花歩side

君のことを知って…

どうしたら良いか

分からなくなった

***************


「んっ…?」


「花歩、起きた?」


あたし寝てたんだ。


しかも奏哉に抱きしめられたままで…


なんか、恥ずかしい///


「体調は…?」


奏哉も心配してくれてるんだね


「だいぶ良くなった」


奏哉はあたしの頭を撫でながら“そっか…”と呟いた


-----ドキッ


なに、この胸の高鳴り…


おかしいよ…。


そして、今になって気づく。


「あたし、制服じゃない。」


「あぁ、母さんが着替えさせてた」


「こんな可愛いのあたしが着て良かったのかな?」


なんかまだ“全く使ってません”って感じがする


「母さんが花歩に着せたくて買ってきたヤツだから」


奏哉はサラッと言うけど、本当に良かったのかな?
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