侍ヴァンパイア

契約の証

『失礼なっ!


断じてそちらのご婦人の事を、コソコソ陰からなど覗いてなどおりませんっ!!』


しゃ!喋ってる!?

しかも、ご、ご婦人って!?


わ、私の事ーーー?



「やっぱ覗いてたんじゃねーかよ


このエロ狐ーーー」



『エロ狐とは失礼なっ!


我輩はこのゲートの、


番人』


「!それって、凄い人だよ!私達、此処から出られるかも!?」


『の、孫の甥のひ孫の…。………』


な、長い…



『…子に当たる。…レオナルド25世である!

レオと呼んで下さい、ご婦人!

そこの男!!頭が高いゾ!!』



バコンっ!!



『痛いっ!!何をするかっ!?この乱暴者!』


キョウーーー


わかる、わかるよ、


余りにも長かったんだよね、この説明が、、、


私も、途中から意識飛びそうだったもん、、、



「なげー!ねみー!偉そう」



吉○屋のキャッチコピーみたいになってるよ…(笑)



「おい、エロ狐、
お前こっからどーやって出るか知ってっか?」



< 26 / 385 >

この作品をシェア

pagetop