侍ヴァンパイア

鬼退治

~キョウside~


「キョウなんて、、、!!


だいっ嫌いっ!!!」



何だ?アイツーーー



ほんと…ガキ…



俺の気も知らねーで…



『キョウ殿っ!!ほんと貴方って人は!!サイテーであります!!』



エロ狐には言われたかねーっての!!
勢い良く、アイツの後を追って行きやがったーーー


うぜーな、
こっちはもう長げー間、飯喰ってねーんだよっ!!


腹減って死にそうになってんのに、、、


アイツの上手そうな匂いを前にして、いっつもお預け状態で、、、



んあー!!!
もう爆発しそうだぜ!!


もうかまってらんねー



「行くぞ」


女の手を取り立ち上がったーーー

「あーん待ってー♪」


ずっとこうして生きてきたんだ、、、



誰にも縛られねー、俺だけの生き方でよ、、、



干渉しねーし、干渉されねー



一人でーーーずっとーーー



「お兄さん…いいよ…。存分に喰っておくんなましーーー」



香水くせー女のうなじが目の前に迫っているーーー


「私のほうも、さぁどうぞーーー」



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