僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

彩菜の真実

次の日、俺はいつものように笑顔で
見送ってくれる彩菜を無視して家を出て来た。


なんであんな笑顔やねん!


昨日の晃とあんな話をしたせいで、
彩菜の笑顔が更に俺の
むしゃくしゃした気持ちを駆り立てていた。


あの笑顔がムカつく・・・


今まで俺に向けていたあの明るい笑顔が
時々鬱陶しいと思ったこともあったけど、
何だかんだ言って、やさしくて
あたたかいあの笑顔が好きだった。


でも、その笑顔も今は全部嘘に思える。


なんで俺はこんなにむしゃくしゃしてるんや?
なんでこんなに彩菜のことが気になるんや?

彩菜は俺にとって特別な存在というか
姉弟みたいな感じ、家族みたいなもんやったのに、
そうじゃないんか?


俺にとって彩菜って・・・


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