☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~

「えっ、えーっ!!医学部!?」


梓にわたしの意思を伝えたとき、梓は驚きの声を上げた。


「うん。決めたんだ。」


わたしは明るく梓に言った。


「でも・・・、医学部入るの、超難関だよ。お兄ちゃんみたいに、高校入る前から目指してれば、別だけど・・・。」


「うん、確かに学力の問題はあるよね。わたしは、特別優秀ってわけでもないし・・・。

でもとにかく、がんばってみるよ。今から勉強しても、まだ間に合うし。今までみたいに、梓と遊べなくなるのは残念だけど・・・。」


「美里が決めたことなら、わたしも応援するよ。なんなら遊ぶかわりに、わたしも美里と一緒に勉強しようかな。」


「あっ、それ、いいかも!梓のお父さんとお母さん、きっと喜ぶよ。ところで梓は大学に行くの?」


わたしは梓にたずねた。


「うん、多分、行くと思うけど・・・。」


梓は答えた。


「でもどの大学に行くとか、どの学部にするのかとか、まだ決めてないよ。」





わたしの両親は、急にわたしが勉強を始めたことを、不思議に思いつつも、とりあえず喜んでいるようだった。


子供が自ら勉強を始めて、悪く思う親はいないだろう。


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