スイートナイト

甘い生活

巽と一緒に暮らし始めて、今日で3日目。

「じゃ、行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

チュッと、私と巽は唇を重ねた。

巽との生活は順調だった。

仕事へ向かう彼を見送った後、私は食事の片づけをするためにキッチンへ向かった。

時間は夜7時を過ぎている。

ホストの仕事は夜だから当然のことである。

後片づけを終えると、テーブルのうえに置いてあるスマートフォンのディスプレイが点滅していることに気づいた。

「…またか」

私は一言毒づくと、スマートフォンを手にとった。
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