銀髪姫と不良幹部

うわさ

「榎本ー!ちょっと来てくれ!!」


「わかりました」


教室で本を読んでいると、センコーに呼ばれた。


学校での私は真面目っ子だから、断れないのがつれぇ…。


なんで真面目っ子にしたんだ…。


ま、その方が何かと楽でいぃんだけど。


それより早く行かねぇとセンコーがうるせぇんだよな…。


はぁ…と溜め息をついて、静かに教室を出た。


その途中、ある話し声が聞こえた。


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