Kissから始めよう

初めて訪れた、男性のウチ。

それが上司でもある梶の自宅で。


緊張のあまり吐きそうだった。


「和佳奈?」


黙ってしまった和佳奈を気遣って、ゆっくりと距離を縮めてくる。


「あのっ!!」

「ん?」

言わなきゃ。


・・・言わないと・・・。

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