時を越えて~タラシ女子と新撰組~

十六:恨む者恨まれる者






いきなり開いたドアの先には、ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべた男たちが立っていた。




沖田と南の視線が鋭いものになる。





「君たち、礼儀知らずにもほどがあるんじゃない??」





沖田から、殺気があふれ出す。話し声もいつもより何倍も低い。





もしかして、私たちが忍び込んだのがバレた??




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