二片恋
始まりは
彼と初めて話したのは…
高校一年の春。
まだ入学したばかりで右も左も分からない中、先生に頼まれたプリントを職員室に届けようと足早に歩いてたら何故か会議室に…。
はぁ…
何でこんなに方向音痴なんだろ…。
会議室とは階が一つ違う。
だがら職員室はちょうど真下だ。
振り返って進もうとした時、
フワァ~
っと窓から風が入ってきた。
窓の方を見ると窓に寄りかかっている男の子。
逆光で顔が見えないけど、私を見てフッと笑っている気がした。
「職員室、下だよ?」
と、一枚落ちたプリントを私の持っているプリントに乗せた。
私は恥ずかしくなって俯いたまま「ありがとぉございます」と走って一階に降りた。
この日、自宅に帰ってから顔も分からない彼なが気になって宿題が進まなかった。
高校一年の春。
まだ入学したばかりで右も左も分からない中、先生に頼まれたプリントを職員室に届けようと足早に歩いてたら何故か会議室に…。
はぁ…
何でこんなに方向音痴なんだろ…。
会議室とは階が一つ違う。
だがら職員室はちょうど真下だ。
振り返って進もうとした時、
フワァ~
っと窓から風が入ってきた。
窓の方を見ると窓に寄りかかっている男の子。
逆光で顔が見えないけど、私を見てフッと笑っている気がした。
「職員室、下だよ?」
と、一枚落ちたプリントを私の持っているプリントに乗せた。
私は恥ずかしくなって俯いたまま「ありがとぉございます」と走って一階に降りた。
この日、自宅に帰ってから顔も分からない彼なが気になって宿題が進まなかった。