続・銀髪姫と不良幹部

イライラとお誘い

とまぁ、史音が怖かったから追いかけられながらも屋上に来たのはいいけど…。


なんで私、史音の足の間にいるの⁉︎


ちょっとおかしくない⁉︎


「ちょっと、史音!離して!」


「は?遅れたんだから少しは言うこと聞け」


「はぁ⁉︎」


いやいや、こんなところ他の誰かに見られたらヤバイよ⁉︎


恥ずかしいからね⁉︎


あ、屋上は立ち入り禁止だから誰もこれないんだ。


あれ、それもダメじゃん!


って、それより!


「ねぇ、授業始まってるよ⁉︎」


階段登ってるときにチャイム聞こえたわけでして。


現在、1時間目の授業中ってわけですよ。


んで、屋上にいる私達は〝サボり〟ということになります。


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