Le Petit Princesse

ルドルフの秘密

フローラは朝起きると、隣に綺麗な金髪の頭があった。






「あ、昨日そのまま寝ちゃったのかぁ…」





フローラは寝ぼけていたので問題意識はなかったが、数秒後、一気に目が覚めてしまった。

ーー待って?私普通にエリックと同じベットで寝てた…?




だが特に何もなかったようで、フローラの全く着崩れしてない夜着がそれを物語っていた。





ーーそうだよね、うん。当たり前よ。






エリックの方を見ると、相変わらず綺麗な寝顔だった。





ーー綺麗な髪…。

フローラは何となく、エリックサラサラの金髪に指を通していた。


するとエリックの手がいきなり動き出し、フローラの手を握った。




「えっ!」

「おはよう、フローラ。」





フローラは驚いて顔を見ると、エリックは起きていたのだ。






「ぇあっ!おっおはよう!あの…いつから起きてたの⁈」


「髪弄り始めた所から、かな?」


「…そうだったの…?」





ーー…恐ろしい。以後、気をつけます…。




「エリック様!朝食の時間です!」


「そのうち行くよー」





ドアの外の声に、エリックが適当返事をした。恐らくエリックの執事だろう。

聞いていたフローラははっとした。



ーーアマンダが来る時間だ…!怪しまれないかしら…?
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