彼はあの子の婚約者

陸said

5月4日
俺が目を覚ましたのは、
自分の部屋だった。

頭には濡れたタオル

記憶がない。

しばらくぼーっとしていると、
執事の相川が入ってきた。

相川「やっと、目を覚ましたか」

陸「どうなってるんだ」

相川「俺がホテルから出てった後、
お前風呂で倒れて、医者を
鮎が呼んで、風邪だってよ。
それで、俺らが迎えに
行ったんだよ。
たく、迷惑かけやがって。」

陸「あっ?
それでも、執事かよ
てか、ある意味ラッキーだわ。
これでゴールデンウイーク鮎に
つきわなくて済む」

相川「お前最低だな。
鮎がお風呂場に入ってこなかった
お前、お風呂場で
死んでたかもしんないぞ。」

陸「風呂場に入ってきた?」

相川「なんだ。覚えてねぇのかよ。
一緒に入ろうとしたら、
お前がおかしいから
医者呼んでくれたりといろいろ
してくれたんだぞ」

陸「ふーん。寝るから出てけ」

相川「はいはい」

鮎が…
なんか悪いな
勝手にいろいろ決めつけて
明日お礼しに行くか、、、
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