君がいるだけで

突然の裏切り・・・ゆみside

「はぁ〜っ!ヒデ先輩!うますぎですよ〜!も〜うぅ!
最高に楽しい!!!」

と、今ヒデ先輩と歌って・・・私は合いの手をして盛り上がった
ところ


二人で席に戻る

竜先輩:「ゆみちゃんも良かったよ〜!」

瞳先輩:「うんうん!ゆみちゃんのあの怪しい踊り最高
だったよ〜!」

私:「えへへ〜!」

ヒデ先輩:「はぁ〜!喉渇いた!ちょっと飲ませて〜!
でもゆみちゃん!こんな感じで歌わないでいいんだったら
大丈夫でしょ!?」

私:「はいっ!先輩のおかげです!ありがとうございます!」




今、私は珍しくカラオケに来てる

私はオンチなので、カラオケは滅多に来ない

今日は経理の同期の伊藤君が幹事ってことで、
珍しく総務も誘って合同カラオケ大会!
場所は会社の飲み会にしては珍しく新宿
伊藤君の後輩がバイトしてて割引券を貰ったのでココにしたとか


私は無理矢理歌わされたらイヤだったから参加したく
なかったんだけど・・・みんな自ら歌いたい人がいて
歌わなくても全然大丈夫そうだった


でもヒデ先輩が助けてくれたから・・・タンバリン持って
適当に踊ってるだけでみんな盛り上がってくれた!



『今日は来て良かった!こんな気持ちで家に一人でいたって
寂しいだけだったもんな!』


と、ついつい隆司のことを考えてしまう・・・・
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