吸血鬼たちに甘く囁かれて*Second*

今日からの生活

「えー、っと……影君おはよ…?」


「祈織ちゃんおはよ」


今の状況はどういうことだろうか。


目の前にはなぜか影君の姿がある。


「うん、っとね?少し待って。状況を整理させてね」


「うん……?」


私の発した言葉をいまいち理解してない影君だけどそれどころじゃない。


「……なんで影君が私の家の前にいるの?!」


「今日から俺が祈織ちゃんと一緒に登下校するから?」


あーなるほ……


「ってなんでやねん?!」


「お♪ナイスツッコミ♪」


「うん。それはいいからなんで影君と登下校することになったのか説明してね」


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