LEGEND GIRL 1

嘘…

〈王龍・カナト・奏・海サイド〉


龍「…ここだ。」


建「あいっかわらず、でけぇなぁ~」


右京「さぁ、中に入りましょうか。」


カナト「皆は、来たことがあるの~?」


龍「あぁ、まぁな」



執事①「王龍の皆様は、よくこられますよ。」


カナト・奏・海「「「!!!」」」


建「またかよー!びっくりさせんなって!坂本さん!」


坂本「申し訳ございません。
気配がうすい体質でして…」


建「どんな体質だよっ!」



右京「…守と恵は、どこですか?」


坂本「いらっしゃいません。
もう、お出かけになりました。」


海「はっ?!どこにだよっ?!」


坂本「わかりません。ですが、皆様に伝言を、と頼まれました。」


奏「…伝言ですか?」


坂本「はい…

“お姫様は、王子様と一緒にいる。
紅い月の桜に ”…と」


右京「紅い月の桜…?」


建「何のことだ?」


カナト「…紅い月…それは、多分暁だね♪」

右京「暁…ということは、リンの仕業ですね…」


海「んじゃ、桜ってなんだよ!」


奏「…桜、それは、リンのお気に入りの場所です。暁家がもつビルや別荘、ホテルで、リンがお気に入りの場所と言ったら…」



カナト「桜鈴ホテル!あそこは、リンが大好きな場所だもんね!夜景がとっても綺麗だから…」


建「桜鈴ホテルって、あの三ツ星ホテルのか?!」


右京「…すごいですね…」


ユウ「……。」


龍「…いくぞっ。」


そして、6人は桜鈴ホテルに向かった。

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